2015年1月11日日曜日

関西の楽しさ


恥ずかしながら、日本語のブログを載せたのは何と四年ぶりだ。時間はどこに行ってしまっただろうか。その四年間の間に、二人の娘が生まれ、赤ちゃん三人の育児で忙しかったというか、英語の新著・「三島由紀夫」の研究資料集め・執筆に没頭していたというか、イギリスのビジネスで手が回らないというか、いずれも口実にすぎない。やはり自分の惰性がその根本的な理由にある。反省している!年が改めて、日本語のブログを再開する。ちなみに、フェイスブックやツイッター(@damianflanagan)で日本語で唾焼いているので、興味のある方は是非つながってください。

今年は、十年ぶりに、お正月を日本で迎えた。家族五人で西宮の庵に戻って嬉しかった。先月、京都南座の歌舞伎座で顔見せ歌舞伎を見ることが何よりの楽しみだった。昼の部、夜の部、両方たっぷり観劇した。相変わらず、素晴らしかった。そして、子供達も日本を楽しんでいた。マイクロスクーターをイギリスから持ってきて、スクーターを飛ばして郊外のあちこちを楽しく回った。

関西にいる間に、どうしてもやりたいことがありすぎて、時間だけが足りない。神戸の北区、ハーバーランドなどの散歩。ガイドブックを携えて、京都の寺や神社を探検。先月の26日にオリエンタルホテルの豪華なレストランで昼食して、その後、神戸市博物館で古代エジプト展示を見た。そして、何よりも大阪の梅田、心斎橋、難波で夜を過ごすことが私にとって至楽です。昔からの友達とひと時を過ごすのももちろんのこと。(上の写真は、お正月に親友・高木忍さんの家を訪ね、大変なご馳走をもらった場面だ。)

「関西にずっと残りたい」といつも思いながら、イギリスに帰らなければなりません。悔しい。関西の楽しさは私にとって実に無限です。

ところで、最来週の月曜日(26日)、ケンブリッジ大学のアジア中東学部(第八、九号室)で午後5時から三島由紀夫氏について講演するので、興味のある方はぜひ参加してください。詳細はこちら

そして、2月28日(土)の午後2時から、リバプールのワールド博物館で三島由紀夫氏について講演する。詳細はこちら